私は、お客様に革の特性を説明する時に、良くこんな言葉を用います　↓

「　革　は　生き物　なんです　」　・・・　・・・　「　ですから、女性の肌と同じ様に、管理を怠れば荒れてしまいますし　・キチンとしたメンテナンスを施せば、いつまでも若々しい・ピチピチな感に保てるんですよ！」　と。

ま、一言で　「　革　」　と言っても、色々な種類がありますので、その特性などから、管理・メンテナンスの方法は一概に言えないのではありますが、

総じて言える事は、　革　は　過度の　湿気　と　乾燥　に弱いと言う事です。

皆さんも、ご家庭にて保管していいた、革製品が、知らない間にカビだらけになっていた・・・なんて経験はある事と思いますが、此れが革が「生き物」たる由縁で、有機物で構成されている素材であるが故に、密閉・湿度過多などの悪条件が揃うと、カビなど・微生物達の拠り所になってしまう傾向が高いのであります。

また、生きている人間の肌が過度の乾燥により潤いを無くすのと同様に、革製品も日光（蛍光灯の光（熱？）でさえも）などにはとても弱く＝それが例えご自宅のリビングに掛け・飾っている状態であったとしても、長期に渡り放置してしまいますと、いつの間にか革から油分が抜けてしまい→組織の劣化に繋がり＝革質がカサカサな商品と成ってしまう訳なのです。

皆さんも、普段使いのアイテムばかりを気にかけるのでは無く、是非、ご家庭に眠る可愛い商品達にも、目を向けてあげて下さいねっ！

３月　３日　の　ひな祭り　・　５月　５日　の　端午の節句　　＝　１年に一度　想いを込めた人形達を目覚めさせる様に、　４月　４日　は　ご家庭で眠る・革製品のメンテナンス日　←　mix からの提案です！